いじめ防止プログラム開発の試み -いじめか否かが判然としない架空事例を教材として-

書誌事項

タイトル別名
  • イジメ ボウシ プログラム カイハツ ノ ココロミ イジメ カ イナ カ ガ ハンゼン ト シナイ カクウ ジレイ オ キョウザイ ト シテ

この論文をさがす

説明

type:text

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第277集 『社会とつながる学校教育に関する研究(2)』藤川 大祐 編

"Research on School Education Connected with Society (2)", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.277

いじめ防止対策では、いじめの発生が確認されてから対応がなされると考えられがちであるが、実際にはいじめか否かが判然としない状態を意識した硫黄できるようにすることが、教師にも児童生徒にも求められる。本研究では、市川市学校支援実践講座の一環として、いじめか否かが判然としない状態を描いた文章教材を中心とした授業プログラムを開発し、市川市内の小学校において担任教師および地域支援者によって授業を実施した。こうした教材によって、子どもたちが学級の人間関係について考えようとする意欲が喚起され、いじめや人間関係についての子どもたちの考え方が明らかになることが確認され、こうした授業がいじめ防止に寄与することが示唆された。

source:社会とつながる学校教育に関する研究(2)(2013年度)

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ