Hungerford and Volk と広瀬モデルの援用による環境教育プログラム試案─ ハノイの中学校で家庭ごみを題材として ─

書誌事項

タイトル別名
  • Hungerford and Volkと広瀬モデルの援用による環境教育プログラム試案 : ハノイの中学校で家庭ごみを題材として
  • Hungerford and Volk ト ヒロセ モデル ノ エンヨウ ニ ヨル カンキョウ キョウイク プログラム シアン -ハノイ ノ チュウガッコウ デ カテイ ゴミ オ ダイザイ ト シテ-
  • Tentative Plans for Environmental Education Program Incorporating Hungerford/Volk and Hirose Models: Using Household Waste Assignment in Junior High Schools in Hanoi as a Subject Matter

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抄録

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ベトナムでは1986年にドイモイ政策が導入されると経済の著しい発展が進み、都市部での大気汚染、河川の水質汚濁、ごみの増加等の環境汚染課題が生じてきている。環境課題についての対策についてはインフラや法規制の整備という政策上の対応のみならず、市民意識の改革や行動が求められている。本稿は、それらの都市環境課題への対応として、中学校における家庭ごみ課題を題材とする環境教育プログラムの提案である。環境保護行動の育成を目的とし、HungerfordとVolkの環境保護行動育成モデルに、環境心理学からの環境保護行動に関与する広瀬モデルの要因を適合させ、プログラム化を図ったものである。ハノイにおける家庭ごみ削減をテーマとする、対象を特化したものであるが、家庭ごみという身近な課題から環境保護行動の育成をはかる環境教育をめざすものである。

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