明治期における文法教科書の中の「国語」に関する一考察 : 文法教育と「国語意識」の涵養との接点

書誌事項

タイトル別名
  • メイジキ ニ オケル ブンポウ キョウカショ ノ ナカ ノ コクゴ ニ カンスル イチコウサツ : ブンポウ キョウイク ト コクゴ イシキ ノ カンヨウ トノ セッテン
  • A Study of "Kokugo" in the Textbook of Japanese Grammar in the Meiji Era

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抄録

明治期における文法教育と「国語意識」の涵養との関連について論ずることを目的とし、当時刊行されていた文法教科書の検討を行った。そこに示されている「国語」の位置づけに注目することにより、それが「独自性の追求されるもの」・「文章表現における(到達すべき)極めて高い規範性を有するもの」という異なる二つのレベルの概念を内包していたことを明らかにし、当時の「国語意識」の涵養に一定の役割を果たしていたことについて論じた。

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