大学生における日常的出来事とパーソナリティがむなしさに及ぼす影響
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説明
本研究では,むなしさと関連するパーソナリティの特徴,及び出来事に対する評価とパーソナリティの関連,出来事の中で生起するむなしさを検証した。大学生148 名を対象に空虚感尺度,大学生用日常的出来事尺度,Big Five 尺度短縮版を用いた質問紙調査を実施した。結果,充実感・満足感が低く不安が高い状態はむなしさが高いことが検出された。情緒不安定性がむなしさと関連の高いパーソナリティであると推測された。パーソナリティと出来事の関連も示された。自己に対するポジティブな出来事には,充実感・満足感が影響していることも示された。
収録刊行物
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- 信州心理臨床紀要
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信州心理臨床紀要 20 1-26, 2021-06-01
信州大学大学院総合人文社会科学研究科心理教育相談室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050288613435506944
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- NII論文ID
- 120007113302
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- NII書誌ID
- AA12224791
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- ISSN
- 2436326X
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- HANDLE
- 10091/0002000194
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles