家庭訪問ボランティアとしてのメンタルフレンド体験の報告と考察

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タイトル別名
  • カテイ ホウモン ボランティア ト シテ ノ メンタルフレンド タイケン ノ ホウコク ト コウサツ
  • Report and Consideration of Mental Friend Experience as Home Visiting Volunteer

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抄録

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本論文は家庭訪問ボランティアとして依頼されたメンタルフレンド活動の事例報告である。小学校高学年,中学年,低学年の3きょうだいを対象に3か月間,全3回の家庭訪問を行った。遊びや飼い犬を通したコミュニケーションを行うことで,ラポールの形成を目指し,関係性の構築を図った。第3回の家庭訪問では筆者の送迎により子供たちが1年ぶりに塾へ行くことができ,社会との繋がりを結ぶ手伝いができた。たった3回の支援ではあったが,関係性の発展や子供たちの成長が見られたため,支援対象者をアセスメントし,かかわり方を模索することの意味深さを実感する事例であった。考察は「子どもを支える役割」,「子どもの興味や関心を広げていく役割」,「子どもの生き方のモデルとなる役割」,「子どもと社会との接点としての役割」の4つの視点(金井,1997)から行った。

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