保育者養成校における保育者としての資質に関する調査 : 変数間の関連性の分析

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  • ホイクシャ ヨウセイコウ ニ オケル ホイクシャ ト シテ ノ シシツ ニ カンスル チョウサ : ヘンスウケン ノ カンレンセイ ノ ブンセキ
  • A Research on the Development of Qualities as a Child Care Worker and Kindergarten Teacher in Junior College Students : Analysis of Relationships Between Variables of Qualities as a Child Care Worker and Kindergarten Teacher

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保育者としての資質は多岐にわたり、保育者養成校でそれを育成することが重要である。一方で、それらを複合的に客観的指標を用いて測定している研究は少ない。本研究では保育者としての資質に関わる要素として、保育観、子ども理解、共感性、社会性、援助観に注目し、要素間の関連性について検討することを目的とする。保育者養成校に通う短期大学生を対象に、入学から卒業までの2年間の調査を実施した。 その結果、対人スキルや共感性が、保育者としての資質を整理するときに欠かせない要素であることが示された。子どもを管理して保育することが必要であるという保育観を持たないためには、実際に他者にどう関わるのかというスキルを身につけることが、重要であった。子どもたちと共に学ぶという保育観を育てるには、他者の立場に立ってものごとを捉える特性と、対象者の立場をふまえて援助行動を選択する意識が影響していた。保育観の形成には、共感性、対人スキル、援助規範意識などの影響がみられることが示されたが、今回の分析結果では、保育観のごく一部を説明するに過ぎない。保育観を形成する他の要因については今後明らかにしていく必要がある。

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