立位時の足圧中心に対し動揺方向を基準軸とする座標変換の提案

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タイトル別名
  • Coordinate Transformation Using the Direction of Sway : Based on the Center of Foot Pressure When Standing as the Reference Axis
  • リツイジ ノ ソクアツ チュウシン ニ タイシ ドウヨウ ホウコウ オ キジュンジク ト スル ザヒョウ ヘンカン ノ テイアン

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説明

【目的】COPの測定板で規定された座標から、 被験者の動揺方向を基準軸とする座標に変換する手法を提案すること。 【方法と結果】タンデム開脚立位から前方下肢での片脚立位をとらせ、 COPを計測した. 片脚立位開始直後の1秒間を解析区間とした。 観測点間ごとに移動方向を算出し、 30°ごとの方向に変換した。 その最頻値となる方向を基準軸方向とし、 その最大動揺幅を求めた。 また、 移動方向を30°ごとのグループに分け、 グループごとに観測点間移動距離の総和を求めた。 総和が最大となった方向を基準軸方向とし、 その最大動揺幅を求めた。 頻度による基準軸も移動距離総和による基準軸も、 どちらも試行ごとにその方向は異なっていた。 【結語】人のCOPにおいて意味のある座標の回転を行うことが実現できた。 測定板に足部を置く位置を規定することなく、 動揺の程度を評価できることが示唆された。

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