Clarifying cancer-support needs of cancer patients, their families, and medical staff in a small, remote island in order to create a support map

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  • 小離島におけるがん患者・家族および医療従事者のニーズによる支援マップの作成
  • ショウリトウ ニ オケル ガン カンジャ ・ カゾク オヨビ イリョウ ジュウジシャ ノ ニーズ ニ ヨル シエン マップ ノ サクセイ

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【目的】小離島のがん患者・家族ならびに医療従事者のがんに関するニーズを明確にし、そのニーズを基盤にした支援マップを作成することを目的とする。【方法】A小離島およびB中核離島のがん患者12人、家族５人ならびに保健医療職21人に半構成的面接調査を実施し、データを質的帰納的に分析した。抽出されたニーズのカテゴリーから必要な要素を導き出し、支援マップ案を作成し、研究協力者(患者・家族各１人、医療従事者７人)との意見交換を反映させて、最終版とした。【結果】1. 小離島におけるがん患者・家族のニーズとして、病期に応じた【がんに関する病院・相談先・患者会などの情報支援のニーズ】など計10のカテゴリーが抽出された。2. 小離島・中核離島および沖縄本島における医療従事者のニーズとして、【がんに関する専門的知識をもった中核離島・沖縄本島の医療従事者からのコンサルテーションのニーズ】など計８のカテゴリーが抽出された。3. 18のカテゴリーから支援マップに必要となる８要素を抽出し、７種類の支援マップを作成した。【結論】小離島におけるがん患者・家族のニーズは、がんの病期に応じた情報支援であり、医療従事者のニーズは、コンサルテーションや連携などであった。これらのニーズを内包した７種類の支援マップを作製することで、がん患者・家族の支援に役立つものと考える。

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