自然科学の現象学へ : シェリング『自然哲学の理念』を読む

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タイトル別名
  • シゼン カガク ノ ゲンショウガク エ : シェリング シゼン テツガク ノ リネン オ ヨム
  • Zur Phänomenologie der Naturwissenschaft : Lese Schellingschen „Ideen zu einer Philosophie der Natur“

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説明

シェリングの『自然哲学の理念』の本論の「第一章 燃焼」と「第二章 光について」をブーフシュタビーレンする。ここにおいてシェリングは自然哲学を統一する原理を求め、それを酸素・生命空気として見つけ出した。統一原理の発見は自然哲学の成立であり、現代科学の諸理論を哲学でもって批判することによって、「自然科学の現象学」が可能となり、カントからヘーゲルへと繋がる現象学の道が拓かれた。

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