14-16世紀イタリアにおける工業会計実務の発達 : 毛織物製造組織における実務の分析から

書誌事項

タイトル別名
  • 14 16 セイキ イタリア ニオケル コウギョウ カイケイ ジツム ノ ハッタツ : ケオリモノ セイゾウ ソシキ ニオケル ジツム ノ ブンセキ カラ
  • Development of Accounting Practice of the Wool Manufacturing Industry in 14th-16th Century Italy

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説明

中世後期イタリアにおいて活発化した商業活動実践の中から会計実務が形成され、複式簿記が生成したが、その影響を受けて工業会計も発達を見せた。この時期に飛躍的な発展が見られた毛織物製造を行っていた3家の組織で14世紀から16世紀に行われた会計実務の分析から、当初より製造原価の算定が正しく行われていたことを明らかにするとともに、最終的に、組織全体の実務は、そうした原価算定実務と矛盾することなく、複式簿記に基づく体系化されたものとして完成されたことを検証した。

収録刊行物

  • 環境創造

    環境創造 27 17-52, 2021-03-22

    東京 : 大東文化大学環境創造学会

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