共謀概念の言語哲学的考察

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タイトル別名
  • キョウボウ ガイネン ノ ゲンゴ テツガクテキ コウサツ
  • Sprachphilosophische Betrachtung des Komplottbegriffes

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抄録

本稿は、共謀共同正犯における共謀概念を言語哲学的に考察したものである。共謀は、それ自体構成要件に該当する行為そのものとして認められうるものであり、拘束力を有するほどの相互主観的な承認が存在することで、正犯性を獲得する。共謀共同正犯をめぐる議論が錯綜する要因の1つとして「実行行為」の多義性を指摘し、その語用論的意味を整理した。

収録刊行物

  • 大東法学

    大東法学 30 (1), 1-29, 2020-11-30

    東京 : 大東文化大学法政学会

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