第2章必修教科等の研究 1国語 滋賀大附属中版「をかし」「あはれなり」歳時記 ―古典作品の「ものの見方・考え方」をもとに生徒の「判断」をゆさぶる学習指導の研究―

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  • ダイ 2ショウ ヒッシュウ キョウカ ナド ノ ケンキュウ 1 コクゴ シガダイ フゾクチュウバン「をかし」「あはれなり」サイジキ ―コテン サクヒン ノ「モノ ノ ミカタ・カンガエカタ」オ モト ニ セイト ノ「ハンダン」オ ユサブル ガクシュウ シドウ ノ ケンキュウ―

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type:Departmental Bulletin Paper

本年度の本校の研究主題は「探究的学習活動を通した,グローバル社会に生きてはたらく資質・能力の育成―教科の見方・考え方を生徒が活用できる,深い学びの提案―」であり,「グローバル社会に生きてはたらく資質・能力」として15の力が設定された。その「見方・考え方」のなかに「国や郷土の文化や自然を探究する」が挙げられている。 筆者は昨年度より,本校の学校教育目標「郷土を愛し,世界へはばたく心豊かな生徒の育成」を土台にし,「現代的な諸課題に関する教科等横断的な教育内容」のうち「伝統や文化に関する教育」「郷土や地域に関する教育」を重要視し,その中で国語科が担うべき教科としての「見方・考え方」の育成について研究を推進してきた。 本稿では,第2学年での実践を中心にとりあげている。古典作品に表れた「ものの見方・考え方」を生徒にとらえさせ,本校で目指す資質・能力の育成との関連を図りたい。

identifier:滋賀大学教育学部附属中学校研究紀要, 第63集, pp.16-25

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