中華人民共和国湖南省における方言番組をめぐる政策について
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Dialect Program and Its Policy in Hunan Province,the People’s Republic of China
抄録
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本稿は,中華人民共和国湖南省の漢語方言を使用したラジオ・テレビ番組(方言番組)をめぐる政策を考察するものである。そこで,同省における関連政策の枠組みを確認し,従前の方言番組の放送状況を振り返り,これらを通じて得られた情報を総合的に検討することとした。その結果,導出した結論は,次の通りである。すなわち,同省では,1990年代中盤に規制通知が発出されたにもかかわらず,その後テレビで方言番組が放送されるようになった。この背景には,テレビ市場における競争環境の形成という事情があり,当局はテレビ局の新たな試みを理解・支持した。さらに,同省では,方言番組の放送が続けられたが,それが急激に増加・拡大することはなく,再び独自規制が課されるような状況にはならなかった。他方において,全国的な規制通知の運用状況を確認する限り,同省の方言番組開設に係る行政許可の審査や事後的な監督・検査は至って緩やかなものと推察される。
収録刊行物
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- 人文研紀要
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人文研紀要 99 135-164, 2021-09-30
中央大学人文科学研究所
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050290229619595264
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- ISSN
- 02873877
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB