「教育方法学」のシラバスの改善に関する一考察 : 学校現場でのICT活用の現状と学生の意識調査から

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  • 「キョウイク ホウホウガク」ノ シラバス ノ カイゼン ニ カンスル イチコウサツ : ガッコウ ゲンバ デノ ICT カツヨウ ノ ゲンジョウ ト ガクセイ ノ イシキ チョウサ カラ

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抄録

type:論文

COVID-19のパンデミックとGIGAスクール構想によって、学校教育の環境は劇的な変化に直面している。普通教室で、一人一台のPCが日常的に使用できるようになり、多くの教員がPCを活用した授業を展開している。教職課程のカリキュラムについても、これらの変化を受けて、ICTを活用した教育に関する指導力を学生に身につけさせることが求められている。本稿では、本学の教職専門科目「教育方法学」においてICTを活用した指導力向上のためのシラバスの改善に関する具体的な提案をすることを目的とする。そのために、まず、GIGAスクール構想で導入されたタブレットPCを活用した授業実践事例から、今後、学校教育で授業を展開するために必要とされる教員のICT活用指導力等の資質能力について考察する。次に、本学における教職課程の学生に対するICT活用指導力に関する意識調査の結果から、その現状と課題を明らかにする。その上で、本学の「教育方法学」のシラバスについて省察し、シラバスの改善について提案する。

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