女子大学生の自立意識・親子関係意識について ─離家の有無の観点から─

書誌事項

タイトル別名
  • Awareness of self-reliance and consciousness of parent-child relationship among female university students ― From the viewpoint of existence of leaving home ―
公開日
2019-03
資源種別
departmental bulletin paper
公開者
跡見学園女子大学附属心理教育相談所

この論文をさがす

説明

これまでは離家(親元から離れること)が自立だという規範的前提が若者研究には存在したが、現代社会ではその枠組みの有効性が問われている。また大学生は自立において親子の距離によって親子関係は大きく変化する。だが学生を対象に離家の有無による親子関係や自立意識の差異を検討した論文はまだ多くないため、離家経験者・非離家経験者の8名の学生にインタビューし検討した。その結果、離家経験者からは①大学進学・自己成長・地元環境の圧力からの離家動機、②親との離家による丁度いい距離感、③母への親密性と尊敬心、④父への客観視による変化の有無、⑤将来不安と親への甘えの5つ、非離家経験者からは①母親との親密な関係、②父への進まない再評価、③離家を躊躇する親への甘えと就職活動による変化の3つが考察された。また両者間の差異として、①離家経験者は非離家経験者に比べ、親子関係の中で母親との親密な関係や父親の再評価など離家の前後で気持ちに変化が存在、②離家経験者は大学生活の中で緩やかに自己成長し、自立へ向かっていくのに対し、非離家経験者は就職活動の時から急速に自立への気持ちが加速して形成されていく、という2点が推察された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050290857737074944
  • NII論文ID
    120007183949
  • ISSN
    21867291
  • Web Site
    https://atomi.repo.nii.ac.jp/records/3927
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ