看護師のバーンアウトに関する研究 ─被援助志向性の観点から─

書誌事項

タイトル別名
  • カンゴシ ノ バーンアウト ニ カンスル ケンキュウ : ヒエンジョ シコウセイ ノ カンテン カラ
  • A study of Burnout among Nurses From the Viewpoint of their Help -Seeking Preferences
公開日
2018-03
資源種別
departmental bulletin paper
公開者
跡見学園女子大学附属心理教育相談所

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説明

医療者は物理的・人的に大きなストレスの中で労働をしなくてはならないという現状がある。医療者の中でも看護師は、患者と接する時間が長く、また医師・薬剤師・医療技術者などの看護師以外の医療従事者間の接続的役割を担うことが多い。こういった事から看護師は医療従事者の中でも特にストレスを多く感じ、離職率も高い。看護師の労働意欲低下を引き起こす原因の一つにバーンアウト(Burnout)がある(塚本ら、2007)。本研究では、看護師を対象としたバーンアウトと被援助志向性の関連を研究することとした。看護師が働きやすい環境づくりの一助となることを目的とし、看護師のバーンアウト、被援助志向性、コーピングを検証する。【方法】看護師・准看護師338名を調査対象に質問紙調査を行った。質問は(1)フェイスシート(性別、年齢、婚姻の有無、子どもの有無、職種、経験年数、現在の医療機関での勤務年数、勤務形態、勤務している診療科)、(2)バーンアウト尺度(Maslach’s Burnout Inventory日本語版)、(3)コーピング尺度(職場ストレス測定用)、(4)被援助志向性尺度。【結果】①他者に援助を求め難く、消極的なコーピング(諦め)をとる看護師は、バーンアウトになりやすかった。②年齢が若い看護師や病棟勤務の看護師はバーンアウトになりやすかった。【考察】援助関係に対する抵抗感が低い者はバーンアウトになりにくいという結果から、相談できる人や相談しやすい環境を確保することは、バーンアウトを予防する方法として重要だと思われる。

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