依頼発話行為に関する日中対照研究 : 意味公式から見る依頼負担度の影響を中心に

書誌事項

タイトル別名
  • イライ ハツワ コウイ ニ カンスル ニッチュウ タイショウ ケンキュウ : イミ コウシキ カラ ミル イライ フタンド ノ エイキョウ オ チュウシン ニ
  • イライ ハツワ コウイ ニカンスル ニッチュウ タイショウ ケンキュウ イミ コウシキ カラ ミル イライ フタンド ノ エイキョウ オ チュウシン 二
  • A Contrastive Study of Request Speech Acts in Japanese and Chinese : Influence of Degree of Imposition on the Selection of Semantic Formulas

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説明

本研究では依頼発話での意味公式の選択における依頼内容の負担度と依頼者の母語の影響を明らかにする。調査では、日本語母語話者(JNS、20名)と中国語母語話者(CNS、20名)の知り合い関係の20代の大学生に対して、依頼行為の負担度の異なる2種類(軽度と重度)のロールプレイにより、会話データを収集した。両言語の発話パターンを意味公式で分析その結果、依頼発話行為全般では、JNSはCNSと比較して、状況説明において、一つ一つの情報を、被依頼者の理解を確認しながら、述べていくのに対して、CNSの場合には、要点を簡潔に述べる傾向があることが分かった。また、CNSは直接依頼行為が好ましい傾向が分かった。

収録刊行物

  • 外国語学研究

    外国語学研究 23 57-64, 2021-10-15

    大東文化大学大学院外国語学研究科

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