2021年本学の「マイフェイバリットショップ」から学ぶZ世代の志向について

書誌事項

タイトル別名
  • 2021 The Orientation of Generation Z Learning from "My Favorite Shop " in Shizuoka University of Art and Culture
  • 2021ネン ホンガク ノ マイ フェイバリット ショップ カラ マナブ Zセダイ ノ シコウ ニ ツイテ

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抄録

type:P(論文)

この報告は、2年生から4年生のデザイン学部所属学生を対象とした講義「インテリアデザイン論」の中で取り組んだ、“マイフェイバリットショップレポート”(自分のお気に入りの商業施設を取り上げ、受講者同士の双方向の意見交換により自分たちの生活スタイルの一端を考察する取組)を報告するものです。骨子は以下の通りです。【背景】 建築・インテリアデザインの歴史を振り返ると、各時代に生きる人々の考え方に影響を受けてきた。なかでも商業建築はその様相を色濃く反映し社会潮流の変化を受け入れているが、社会潮流の変化と商業建築の関係を実証的に取り上げた研究は少ない。【着眼点】 高校から大学へと生活環境が変わった学生達は自由と責任を伴いながら、新たな生活圏の拡がりを形成し、その過程において、商業建築で過ごす時間は生活空間の一部となっている。生活空間の拡がりと傾向を把握する。【目的と意義】 大学でデザインを学ぶ学生達は、やがて自らが消費者集団の大きな位置を占めるようになる。学生たちが自らの志向性を知ることは、将来、社会の中で、デザインなど各分野でマーケットインするにあたり、その発想の手掛かりとなる。

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