保育実践のリフレクションの意義に関する一考察 : 保育観の問い直し

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タイトル別名
  • ホイク ジッセン ノ リフレクション ノ イギ ニ カンスル イチ コウサツ : ホイクカン ノ トイ ナオシ
  • A Study on the Significance of Reflection in Childcare Practice : Rethinking the View of Child Care

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抄録

筆者らは「保育のリフレクション」をキーワードに,保育者同士が対話によって実践を振り返る営みを支援してきている。保育のリフレクションは,保育者自身の裡に身体化された前理解を疑い,それに基づく保育観を明らかにすることで,自身の枠組みや視点を自覚していくプロセスである。明らかになった保育観を他の保育者等とも対話しながら子ども理解を深め,より子どもの育ちに寄り添った保育を行っていくことをめざしている。身体化された前理解を明らかにするための工夫として,出来事における保育者と子どものフィーリング(感情)や欲求に焦点を当てるコルトハーヘンの8 つの窓を用いたリフレクションの方法を用いている。本稿では,筆者らが関わっている保育のリフレクションの事例を挙げ,上記の課題について検討を行う。

identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3380

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