たんぽぽ捕集パネルに衝突する粒子フラックス予測

書誌事項

タイトル別名
  • Impact Frequency Estimate of Micron-sized Meteoroids and Debris on Tanpopo Capture Panels on the ISS

この論文をさがす

抄録

第6回スペースデブリワークショップ (2014年12月17-19日. 宇宙航空研究開発機構調布航空宇宙センター(JAXA)(CAC)), 調布市, 東京

6th Space Debris Workshop (December 17-19, 2014. Chofu Aerospace Center, Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)(CAC)), Chofu, Tokyo, Japan

本研究は,ISS搭載予定の「たんぽぽ」プロジェクトの一環である.きぼう曝露部に設置される捕集パネルへの衝突粒子数と,微小デブリ環境モデルとの整合性を確認することが最終目的である.たんぽぽ捕集パネルに衝突する粒子衝突頻度解析を,デブリ衝突リスク解析ツール「Turandot」を用いて行った.ISSの立体モデルをツール内に作成し,MASTER-2009コードを環境モデルとして適用させた.2015年初頭から1年間の軌道上曝露を考えた結果を下図に示した.縦軸に1年間あたり,1m2あたりの累積衝突頻度を,横軸に衝突粒子の直径を示している.ここで,RAMはISSの進行方向面,JEM-INは与圧部側の面,JEM-OUTはその反対面,SPACEは宇宙に面しており,WAKEはRAMと反対の面である.RAM面に設置した捕集パネルには,直径0.01mm以上の宇宙塵ないし微小デブリが14個以上衝突すると予想された.また,ISASの2段式軽ガス銃を用いて行った,捕集パネル材のキャリブレーション試験についても報告する.

形態: カラー図版あり

Physical characteristics: Original contains color illustrations

資料番号: AA1530025048

レポート番号: JAXA-SP-14-013

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050292561262753152
  • NII論文ID
    120006827709
  • NII書誌ID
    AA11984031
  • ISSN
    1349113X
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1696/00003772/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ