ベイジアンネットワークにおける騙す・見破る人狼エージェントの検討
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説明
本論は人工知能における人間的感覚をベイジアンネットワークを用いて再現することを目指し,不完全情報ゲームである人狼ゲームエージェントの開発を行う.狩野・稲葉(言語情報処理学会第23回年次大会発表論文集,2017)は人狼ゲームにおける「騙す」「見破る」等の要素の重要性について検討した.そこで,これらの要素を人狼側エージェントが採用する割合をベイジアンネットワークに学習させた.対戦相手を,A 基本エージェント,B人狼知能プロジェクトエージェント,C 2017年度大会エージェント,およびD 2018年度大会エージェントとしてそれぞれ学習を行った結果,A<B<C<Dの順となり,より強いエージェントとの対戦で騙す・見破る割合を学習するほど,勝率の向上が見られた.
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 329-330, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572092815232
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- NII論文ID
- 170000187090
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles