全二重通信による送信機会増加を活用したユニキャストスループットを低下させないネットワークコーディング型ブロードキャスト再送方式
説明
近年,様々な小型デバイスに無線通信機能が実装されるようになった.また,技術の発展により自己干渉低減が可能となり,受信と送信を同時に行うことのできる全二重通信が実現されつつある.全二重通信が利用できれば限りある通信資源を有効活用できるようになる.ところで,ワイヤレスでブロードキャストを行う場合,欠損パケットの再送は行われないことが多いため,信頼性の向上が望まれている.本稿では,周辺端末のユニキャストスループットを低下させないために,全二重通信によって増加した送信機会を活用したブロードキャスト再送方式について検討した結果を報告する.
収録刊行物
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- 第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集
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第29回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 214-217, 2021-10-18
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572092971648
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- NII論文ID
- 170000185696
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles