花火のインタラクティブデザインによる運動促進システム
説明
近年,運動不足が社会問題になり,情報端末の多用による肩や首のこりなどの健康障害も指摘されている.これは,運動をする時間がない,運動そのものが楽しくないという要因が考えられる.本研究は,この問題に対し,短時間での運動,楽しみながらの運動を促進することに焦点を当てる.身近な花火を題材とし,ユーザがお手本の動作に縛られることなく,自由度のある運動促進システムを提案する.提案システムは深度センサで得られるデータからユーザの身体動作を推定する。事前に,花火アニメーションであるパーティクルシステムの各パラメータと身体動作との関連付けを行う.推定した身体動作に対応したパラメータで,パーティクルシステムを用いた花火のアニメーションを自動生成することができる.評価実験の結果として,体験者は花火アニメーションの生成に面白さを感じ,様々な花火を出す過程で楽しみながら運動できる可能性があることがわかった.
identifier:https://dspace.jaist.ac.jp/dspace/handle/10119/17032
収録刊行物
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- インタラクション2020論文集
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インタラクション2020論文集 1094-1098, 2020-03-02
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572093689728
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- NII論文ID
- 120006953465
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/10119/17032
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles