プログラミング課題の自動採点に向けた構文木上のカーネル法による類似度関数の提案
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説明
プログラミング教育において,課題の自動採点が求められている.そのために正答例プログラムとの一致性判定を行う手法があるが,テキストマッチングにより一致性判定を行う手法は,テキスト上の揺らぎの影響を受けやすい問題がある.そこで,本稿ではプログラムの論理的構造を示し,テキスト上の揺らぎの影響を受けない構文木間の類似度関数を提案する.提案関数は,分類課題などで実績のあるカーネル関数の形を採り,抽象構文木間の類似度を再帰的に求める形で定義される.ノード間の一致関係に基づき値を計算するように設計した.一致度が異なると考えられる構文木間の事例を用いて提案手法の特性について検討した.
収録刊行物
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- 第80回全国大会講演論文集
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第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 661-662, 2018-03-13
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572094908288
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- NII論文ID
- 170000177579
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles