線画図形検索のためのデータ構造とアルゴリズム
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説明
主に、直線と円弧で構成される2次元CADによる図形を検索するためのデータ構造とアルゴリズムについて発表する。構成要素が直線と円弧がほとんどである、ベクトル形式の線画情報の場合には、そのような仮定を設けない場合に比べ、検索を効率化できる。発表者らは、ベクトル形式を持つ線画図形の検索方法を提案する。回転・拡大・縮小をしても2つの線分の交わる交角は同じであるので、交角をキーにして検索を始め、その後ベクトルを用いて図形を識別することにより回転・拡大・縮小下での効率の良いアルゴルズムが得られた。この手法は、ベクトルを用いて図形識別する点において以前と同じであるが、図形の交角をキーにして図形の共通部分を検索している点が以前の方法の異なる。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第44回 (データ処理), 321-322, 1992-02-24
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572100566912
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB