re-inviteメッセージ偽装攻撃を考慮したSIPセッション確立方式
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Abstract
VoIPの代表的なシグナリングプロトコルであるSIPでは,メッセージの解析処理時間を短縮するため,全てのメッセージは平文でやりとりされるのが一般的である.そのため,悪意の持つ第三者にメッセージを盗聴されると,例えば,偽装されたre-inviteメッセージでSIPセッションを乗っ取られる可能性があった.しかし,全てのメッセージを暗号化すると,メッセージの解析処理時間が増大してしまう.そこで,本論文では,メッセージの一部を暗号化することで,re-inviteメッセージによるセッション乗っ取りを防ぐSIPセッション確立方式を提案する.そして,通信実験により提案方式により同攻撃が防御できることを示すとともに,メッセージ処理遅延を評価して,本方式の有効性を確認する.
Journal
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- 第74回全国大会講演論文集
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第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 605-606, 2012-03-06
Information Processing Society of Japan (IPSJ)
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572101697024
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- NII Article ID
- 110009785379
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- NII Book ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00110307/
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles