認識手法に適した量子化テーブルを用いる符号化方式

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抄録

これまでの研究より,高レート圧縮時に高い認識性能を有する認識手法が,低レート圧縮時においては認識性能が低下することがある.そこで本研究では,認識手法に適した量子化テーブルを提案することで,低レート圧縮時における認識性能の向上を目指す.実際にこれまでの人間の視覚特性を考慮した量子化テーブルに変わり,認識手法を考慮した量子化テーブルを用い,認識対象として3次元マーカを用いた実験を行った.具体的には,低周波成分を保持し,高周波成分を削減した量子化テーブルを設計することで,認識性能向上および情報量削減を実現できる.符号化手法には,高精度高品質であるH.264/AVCを用いる.

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