データセット細分化を用いた時系列データ回帰モデル化手法の検討

抄録

近年のクラウドサービスにおいて,サーバを仮想化することで使用率を向上させ,サーバ数を削減する取り組みが行われている.この取り組みでは,サーバが自身の CPU 資源を超えた CPU を割り当てられるオーバーコミット状態に陥ることで,仮想サーバの性能が低下する可能性があるため,制御対象のすべての仮想サーバの CPU 使用率を予測し制御を行う必要がある.本研究では,仮想サーバの CPU 使用率の汎用的な深層学習予測モデルの生成に向けて,時系列データの回帰モデル化手法についての検討を行う.方法を模索した結果,時系列データを学習に必要な長さごとに抽出を行い,細分化した後のデータをランダムに使用することで,再学習時に使用するデータ数の削減が可能であることを確認した.

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  • CRID
    1050292572111009280
  • NII論文ID
    170000184623
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00210788/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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