仮想計算機を用いた重要ファイル保護手法
抄録
攻撃防止や被害状況把握のために,セキュリティソフトウェアや証拠保全のためのプログラムなどの重要サービスを攻撃から保護することは重要である.重要サービスに関する情報には,プロセス情報とファイルがあり,著者らはこれまでに,重要サービスのプロセス情報の参照を困難にすることで検知を困難にし,攻撃を回避する手法を実現した.また,攻撃回避のための重要ファイル保護手法を提案した.この手法は,重要サービスからのみ参照可能なファイルを提供することで,重要サービスに関するファイルをもとにした重要サービスの特定と攻撃を回避する.本稿では,仮想計算機を用いた重要ファイル保護手法の実現方式を述べる.
収録刊行物
-
- コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集
-
コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集 2017 (2), 2017-10-16
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050292572112682752
-
- NII論文ID
- 170000176506
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00187272/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles