MHSとインターネットメールの相互接続方法の標準化
書誌事項
- タイトル別名
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- Standardization of Mapping between MHS and Internet-Mall
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説明
電信電話技術委員会(TTC)では, ITU-Tの電子メール勧告MHSにおいて主題やボディに日本語文字集合を使用する方法を,MHSの機能標準(プロファイル)であるTTC標準JT-X411の中で規定している.一方,インターネットメールの主題やメッセージボディにおける日本語文字集合の使用も標準的な方法が確立している.現在インターネットメールの普及に伴ってMHSとの相互接続が進んでおり,相互接続規定が標準化されているが,日本語文字集合の扱いはこれまで考慮されていなかった.日本電子メール協議会(JEMA)では国内電子メール事業者向けにインターネットメールとMKSの相互接続ガイドラインを検討していたが,既存の相互接続規定では不十分な点があった.このため,日本語文字集合およびバイナリデータの扱いを含めたインターネットメールとMHSの相互接続規定を標準化するようTTCへ要望した.そこでTTCでは,著者らが参加する作業グループにおいて,の改訂版MIXER (Mime Internet X.400 Enhanced Relay)をベースにJEMAの要望を盛り込んだ規定を作成し,TTC技術書TD-80.10「インターネットメールとMHS(84)の相互接続」として制定した.本稿では,日本語文字集合の扱いを中心にTD-80.10の規定内容について報告する.
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第53回 (グローバルネットワーク), 429-430, 1996-09-04
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572117122176
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB