方言対訳コーパスを用いた日本語方言変換システム
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説明
異なる地域の人々の円滑なコミュニケーションに最も重要な要素は方言である.本稿では,日本語方言発話を異なる方言に変換して出力する,方言変換システムを扱う.本システムは,共通語を介して2段階の変換を行う.1段階目に,方言発話の音声認識を行い,結果を共通語文章として出力する.ここでは,言語モデル学習に必要な大規模方言言語コーパスが入手できないという課題がある.その解決策として,大規模共通語言語コーパスを変換して大規模方言言語コーパスのシミュレートを行う.2段階目に,共通語文章を別の方言における文章に変換する.両段階の方言変換は,方言・共通語間対訳コーパスから統計的に学習した重み付き有限状態トランスデューサで実現する.
収録刊行物
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- 第75回全国大会講演論文集
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第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 519-520, 2013-03-06
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572119277312
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- NII論文ID
- 170000091569
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles