タイピング練習における適切な運指の学習支援システムの構築
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説明
現在普及しているタイピングスキル学習ソフトは,適切な指で打鍵したかという正しい運指を考慮しておらず,運指の判定は学習者自身が行うことになるため,正しい運指の学習が困難である.本研究では,手形状計測センサを用いてキーボード上の手の3次元骨格情報をマーカレスで計測し,打鍵した指を認識することで運指情報をフィードバックできる学習支援システムを構築する.打鍵した指を認識できるタイピング練習アプリケーションを作成し,入力速度と正しい運指の使用率との関係を確認する実験を行ったところ,入力速度と正しい運指の使用率には相関があり,入力速度が速い人は入力速度が遅い人よりも正しい運指の使用率が高いことが示された.
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 713-714, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572127644032
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- NII論文ID
- 170000186376
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles