多重散乱を考慮したCook-TorranceBRDFの球面調和関数近似
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Abstract
物体表面の質感を正確に表現する手法にJooらが提案した多重散乱を考慮したBRDFを計算する手法がある.多重散乱とは微小面に入射した光が複数回散乱を経て反射する光であり,物体表面の質感を表現するにあたって重要な要素である.しかし,現在は面光源(多角形光源)のリアルタイムシェーディングに対応していない.そのため球面調和関数という多角形領域の積分を解析的に計算することで,多角形光源によるリアルタイムレンダリングを可能にする手法を用いて近似できれば,リアルタイムで高品質な画像を生成できると考える.実験の結果,多重散乱のBRDFを近似するために必要な項数とその近似結果を導出した.
Journal
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 87-88, 2021-03-04
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572127666816
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- NII Article ID
- 170000186683
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- NII Book ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00215265/
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- conference paper
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- Data Source
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- IRDB
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