能における謡分析のための音源分離を用いたF0抽出
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抄録
能における謡を分析するためのF0抽出を目的とする。能における歌を謡と言い、楽器の演奏を担う部隊を囃子方という。能は異なる流派の謡と囃子方で構成される。能の謡は絶対的な音高がなく、同じ演者が同じフレーズを謡う場合でも基本周波数(F0)が異なることが考えられる。これに対して謡のみを分析するために、謡のみのメロディを取り出すことを目指す。従来はCNNを用いたロバストピッチ抽出の研究が行われている。本研究では能の音源を謡とそれ以外に分離する音源分離を前処理として施すことで、F0抽出性能の向上をねらう。評価には音声区間のF0エラーフレーム数に関する尺度と無音区間検出のエラーフレーム数に関する尺度で評価する。
収録刊行物
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- 第82回全国大会講演論文集
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第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 491-492, 2020-02-20
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572129111808
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- NII論文ID
- 170000182959
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00205811/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles