「ファクトフルネスクイズ」は間違えやすく作られているのか?
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説明
ベストセラーにもなった著書「ファクトフルネス」の中で、インテリやリーダー達ですら認知バイアスや古い情報により、世界情勢に多くの誤解を抱えているとを論じている。「ファクトフルネスクイズ」は三択形式で、低所得国での女子の初等教育修了率や絶滅危惧種数など世界情勢を尋ねるクイズであるが、各国の多くの人々が「チンパンジー以下」となる3割未満の正答率を示すとされる。このクイズではほとんどの正答選択肢が最小または最大の答えに対応しており、この低正答率が行動経済学における「極端性回避」の傾向に由来する疑念がある。そこで本研究では先の傾向と絡め正答を中間選択肢とした形式とオリジナルによる正答率の違いを分析する。
収録刊行物
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- 第82回全国大会講演論文集
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第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 379-380, 2020-02-20
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572129215872
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- NII論文ID
- 170000182377
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles