ユーザの音声を利用した紙相撲システムの提案と評価

Abstract

未就学児童から大人までが手軽に楽しめる紙工作として紙相撲があげられる.通常の紙相撲では,力士に見立てた紙の人形を土俵にみたてた台の上に乗せ,土俵を手で叩いて振動を発生させることで,紙の人形同士が押し合うことで相撲のようなとりくみが展開される.近年では,タブレット端末の画面を土俵とみたてて,紙相撲をするコンテンツなどが登場しているが,情報技術を導入しても土俵を叩くというインタラクションに変化は見られない.そこで本研究では,紙相撲に情報技術を導入する新たな試みとして振動の発生を手で土俵を叩くのではなく,人の掛け声を利用して土俵を振動させ紙相撲が体験できる音声紙相撲システム「SUMMO SONIC」を提案した.本稿では,開発した「SUMMO SONOC」の操作性と習熟性を評価実験と本システムを利用して実施した子ども向けワークショップでの結果について述べる

Journal

Details 詳細情報について

  • CRID
    1050292572129688832
  • NII Article ID
    170000177998
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00190131/
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    conference paper
  • Data Source
    • IRDB
    • CiNii Articles

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