完全準同型暗号を用いた秘匿データマイニングの分散処理による高速化の実装と検証
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抄録
ビッグデータ活用の一環として,各企業が保持する購買履歴などのデータを外部に委託し,外部機関がデータマイニング計算を行う委託システムが提案されている.しかしプライバシ保護の観点から,データの外部委託の際には暗号化によるデータの秘匿が必要である.先行研究では,完全準同型暗号を用いたクライアント・サーバ型のデータマイニングシステムを構築し,アルゴリズムの高速化を進めている.本研究では,先行研究のサーバ側の演算部分をAprioriアルゴリズムにおけるアイテムセットごとで分割する分散処理を適用することで,高速化を行った.またデータベースの更新を想定した秘匿データマイニング分散システムに関して検討を行う.
収録刊行物
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- 第80回全国大会講演論文集
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第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 309-310, 2018-03-13
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572129705984
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- NII論文ID
- 170000177715
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00189151/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles