モダンブラウザにおけるsupercookieの調査:2017年版
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説明
HTTP cookieを利用しWeb上で利用者を追跡しているWeb広告事業者がいる.利用者はHTTP cookieの削除で追跡を回避できる.しかしsupercookieというブラウザ記憶機構を利用した追跡技術が2010年に考案され,HTTP cookieの削除では追跡を回避できない可能性が示唆された.supercookieはHTTP EtagやIndexedDBなどで構成され,主にブラウザの履歴として管理される.本論文では,モダンブラウザで履歴を削除しsupercookieが残るかを2017年に改めて調査した.その結果,一部のOSとブラウザは履歴の削除だけでは追跡を回避できないことがわかった.
収録刊行物
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- 第80回全国大会講演論文集
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第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 469-470, 2018-03-13
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572129801216
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- NII論文ID
- 170000176797
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles