[招待講演]ながはま健康ウォークが見据える未来

黒田, 知宏, 野間, 春生, 多田, 昌裕, 杉山, 治, 松村, 耕平

ながはま健康ウォークは、隣保制度（所謂「五人組」制度）を導入することで行動変容を促す効果を上げることを企画して2014年より滋賀県長浜市で実施しているウォーキングイベントである。多くの市民に健康作りのきっかけを与えることに成功している一方で、特定保健指導対象者等の行動変容を促したい全ての対象者に届くには至っていない。不参加者に対する簡単なアンケート調査の結果行動変容を即すには、対象者の状況に応じたコンテキストアウェアなサポートが必要になることが予想された。将来的にはEHR・PHRとしての機能を持たせ、蓄積された情報に基づいて適切に行動変容を促す「守護霊エージェント」としての機能を持たせることで、出不精と肥満（デブ）の下方スパイラル、所謂「でぶしょうの再生産」を断ち切ることを目指す。

Nagahama health walk is a walking event held in city of Nagahama since 2014 to encourage people to walk using effect of community association. Although the event successfully encourages citizens of Nagahama, the real targeted citizens who has diabetic worry or problem don’t always participate the event. A questionnaire to such unparticipating people reveals context-aware service is indispensable to encourage them. A guardian angel agent to encourage people based of context obtained via data stored EHR/PHR may be effective to ignite behavior change to stop spiral of unhealthy activities.

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