災害時におけるEVの残留エネルギーを考慮した目標地選択と避難経路探索手法の提案
この論文をさがす
抄録
災害時,避難所において電力を確保するためのバッテリーが必要である.近年では電気自動車(EV)の残留エネルギーを避難所での動力源として利用することが考えられている.カーナビゲーションシステムは緊急時などに避難経路を示すことができる.そこで本研究では複数ある避難施設へのEVの配置パターンを考慮することで,経路誘導をするためのアルゴリズムを考案する.また災害情報の共有について、EV間のすれ違い通信のみでは情報の拡散に遅延が生じるため,ドローンなどの高速移動体をもちいてメッセージ拡散の高速化を促すメッセージフェリー方式を考える.これらについて五島列島の海岸沿いをターゲットとしてシミュレーションを行い,現実的なEV配車や避難経路,ドローンの移動経路を評価する.
収録刊行物
-
- 第78回全国大会講演論文集
-
第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 41-42, 2016-03-10
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050292572131472128
-
- NII論文ID
- 170000163589
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00162807/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles