化学データベースにおける名称検索の適合率の向上(4)

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  • Improvement of the Relevancy of Search in chemical Databases

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抄録

本研究は化学データベース検索の中で最も利用頻度が高い日本語物質名称による検索を対象とする。化学物質には別名称をもつものが多数存在するため、データベースに登録されていない名称からでは検索できない事が多々ある。通常の日本語の表記のゆらぎへの対処としては飯田ら円などの例があるが、本研究で対象とする化学物質名称は基本的にゆらぎの構造が異なるため、別のアプローチが必要と考えられる。そこで本研究では、別名称には正式名称と類似した名称のものが多数存在している所に着目し、データベースに登録されている名称の中で入力文字列と類似度の高い名称を照合結果として出力する検索システムを考えてきた。今回は、これまでの研究のまとめと新たに改良を加えた部分について報告する。

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