あいまいさを含む時間概念の表現と推論
書誌事項
- タイトル別名
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- Representation and Reasoning of Ambiguous Temporal Knowledge
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説明
談話理解や予測などの問題を解決する際,時間に関する知識を考慮しなければならない場合がある.今までに,エキスパートシステムなどの機能として組み込むために,様々な時間概念の表現/推論方法が提案されている.しかし,人間の思考において時間概念はあいまいさを含む場合が多く,特に言葉で表現される知識はあいまいなものが多い.例えば,「自動車で1時間ぐらいかかる」,「3時頃までに着きたい」などという場合,その時間量や時刻は幅を持つものであり,特定することはできない.そこで本稿では,日本語の表現におけるあいまいな時間に関する知識を表現/推論する方法をファジィ理論をもとに提案する.また,時間にともなう距離や速度に関する知識にも,あいまいさを取り入れた時間推論の支援システムについて検討する.
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第39回 (人工知能および認知科学), 357-358, 1989-10-16
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572135950976
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB