仮想キーボードのための単一振動センサを用いた打鍵時の指判別
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説明
拡張・複合現実環境における、机などの実平面にオーバーレイした仮想キーボードを用いる文字入力手法は、独自の入力パターンを用いる手法に比べて操作の習熟が容易であり高速な入力が期待できる。この手法には、指の位置推定と打鍵した指の判別が要求されるが、従来の画像ベースの処理では正確な打鍵検知や指判別が難しいという課題がある。本研究では、打鍵時に腕に伝わる振動を周波数解析することで、高い精度で打鍵検知や指判別をすることを試みる。本稿では、手首に単一の振動センサを取り付け、キーボードに見立てた机表面を打鍵した際の振動を記録し、その周波数特性を基に機械学習によって打鍵検知と指判別を行なった時の精度を調査した。
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 243-244, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572144638336
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- NII論文ID
- 170000186606
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles