大規模公園環境におけるWiFiパケットセンサデータの利活用に関する分析と課題
説明
地下鉄やショッピングモールなどの公共エリアにおいて,利用者の行動パターンの把握は,混雑度の緩和やメーケティングの提案において重要である.一方,Wi-Fi パケットセンサを用いた人流分析が登場してきた.Wi-Fi パケットセンサ 1 つで混雑度推定や人流推定を行うことができる.しかし,プライバシーの観点から,MAC アドレスをランダマイズ化する機能を搭載したスマートフォンが増えており,人流分析や混雑度推定において影響されることが考えれらる.我々は 59 ヘクタールの広大な敷地を有する愛知県名古屋市の東山動植物園に,35 箇所の Wi-Fi パケットセンサを取り付け,継続的なデータの収集を行っている.本研究ではランダムアドレスのデータ,ユニークアドレスのデータそれぞれにおいて,東山動植物園という実環境において有用性を検証する.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 709-715, 2021-06-23
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572144917888
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- NII論文ID
- 170000185426
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles