形状記憶合金ワイヤを用いた音響センシングの特性評価
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抄録
形状記憶合金(Shape memory alloy: SMA)は,応力に応じて結晶構造が変化する性質を有し,これにより通常の金属とは異なる電気抵抗変化が生じる.この性質を利用し,振動を応力としてSMAに伝えることにより,電気抵抗変化による振動の計測が可能となる.しかし,SMAワイヤの微小な応力に対する電気抵抗変化の特性については,未だ詳しい研究はなされていない.本研究では,音の微小振動をSMAワイヤに伝えることで,新しい音響センシングシステムを構築した.本稿では,SMAワイヤへの音響入力条件を変化させて周波数応答を計測することで,音響センシング特性の評価と考察を行う.
収録刊行物
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- 第81回全国大会講演論文集
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第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 227-228, 2019-02-28
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572146415616
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- NII論文ID
- 170000179503
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00196416/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles