ドアノブの握掌画像に基づいた個人認証に関する研究
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抄録
一般的に建物での入退室には, 物理的な鍵が用いられており, また, 虹彩や指紋などの生体認証においても, 機械にかざす動作など, ドアの開閉に無関係な動作が必要である. そこで, 我々は, 物理的な鍵の代替として, ドアノブで握掌画像を取得し, 人間が行う自然な動作である把持行為で鍵の開錠を行う個人認証システムを開発した. 従来手法では, 認証でのマッチングを行う際に, 対本人に対して特徴点の少なさ, それに伴うマッチング精度の曖昧さがあった. 本研究では, 特徴点算出とマッチング手法を見直し, システムの改善を図った. その結果, 本人拒否率(FRR)と他人受入率(FAR)が向上した.
収録刊行物
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- 第81回全国大会講演論文集
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第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 495-496, 2019-02-28
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572146443136
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- NII論文ID
- 170000179274
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00196187/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles