ペイロードの特徴量に注目した未知のネットワーク異常検出

Description

侵入検知システム (IDS) に関する従来研究では,パケットのヘッダから得られる特徴のみに注目している手法が多く,ペイロードのみに特徴の表れる異常を検出することが難しかった.そこで本研究では,パケットのヘッダ情報だけでなくペイロードの特徴にも注目することにより,未知の異常を検出する手法を提案する.まず,パケットのヘッダ及びペイロードから抽出した特徴量をクラスタリングする.次に,各クラスにシグネチャ型 IDS を用いてラベル付けを行う.その後,シグネチャ型 IDS のラベルを基にして未知の異常の検出及び異常の種類の判別を行う.実験では,MWS データセット,大阪府立大学ネットワークのトラフィックに本手法を適用し,有効性を確認する.

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top