孤独で退屈な通勤電車を楽しくする共体験サービス“Theater in train”の開発

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説明

本研究では,電車の車両を劇場に見立て,偶然同じ車両に居合わせた人々を繋ぎ,共体験を楽しむサービス”Theater in train”を開発提案した.今まで電車内での利用を想定したサービスは乗換案内などの利便性重視のものしかリリースされていない.本サービスは電車の車両を劇場に見立て,同じ車両の乗客と共体験を楽しむ新しいサービスである. 電車に乗ると,仮想劇場にチェックインできる.自分が入場する劇場は同じ乗客しか入場できない.劇場には複数のユーザー参加型の演目が用意されている.演目は乗客の相互作用により構成されるため,毎回違った,誰も予想できない内容を楽しむことができる.毎回の乗客が変わるという電車特有の偶然性を活かしたサービスになっている.

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