プロジェクタロボットを用いた運転支援システムにおけるエージェントの振る舞いの研究

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Abstract

本研究では、運転支援システムにおけるエージェントの振る舞いを扱う。従来のカーナビゲーションシステムのような単調で一方的な情報提示ではなく、運転手の視線や発言、および周囲の状況に応じた情報提示を行うシステムを作成し、このようなシステムの中で、エージェントのどのような振る舞いのが必要なのかを探る。運転手がエージェントと快適なインタラクションを行うためには、運転手の動きに対する反応の速さが不可欠である。本研究では、速い反応性を実現するためにプロジェクタロボットを用いた。プロジェクタロボットは、半球状のスクリーンに内部のプロジェクタから顔の画像を投影するロボットであり、動かすためにモータの動きを必要としない。したがって従来のロボットよりも速い反応を実現することが容易である。このような速い反応を活かしたインタラクションのための振る舞いを実装し、その効果について研究した。

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