温泉施設の温水汲み上げポンプの無人監視装置の開発
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抄録
温泉施設では,源泉からの温水を汲み上げるためのポンプを定期的に点検する必要があるが,旧式のポンプにはポンプの異常を知らせる仕組みがなく,その異常確認をポンプの計器からの目視判断によって行わなければならない.本研究では,デイナイト型ネットワークカメラを用いて,計器のアナログ・デジタルメータを自動的に読み取る無人監視装置の開発を試みる.ここで,カメラより取得した画像から,アナログ計器の針からのベクトル抽出,そしてディジタル計器から数字認識を施し,取得した数値をリアルタイムに通知する.ネットワーク対応の新式ポンプが高価なため,本研究の成果は,温泉施設における設備投資への負担を軽減できると考えられる.
収録刊行物
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- 第78回全国大会講演論文集
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第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 965-966, 2016-03-10
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572148272896
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- NII論文ID
- 170000164091
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00163309/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles